月別:2016年06月
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毎回、複数のサイトにアクセスするのが超面倒

 

日ごろ、IEで複数タブ上に異なるウェブサイトを表示しているのですが、これを毎回お気に入りから選択して、さらにはログイン操作して、という手作業をものすごく不便に感じる私です。

 

というのも、

Cascade window view mode wooden buttons
  • Yahoo!メール
  • Yahoo!ニュース等のニュースサイト
  • Yahoo!ファイナンス
  • Facebook
  • YouTube
  • GoogleAnalytics
  • WordPress管理画面 数サイト
  • アフィリエイトサイト 数サイト
  • アドセンスサイト 数サイト  … … …

 

などなど、アクセス先は全部で50個近くになっています。

その中で毎日必ずアクセスするものは10サイトもあるような状況です。

 

これら10サイトをお気に入りからいちいち選んでクリックするだけでも面倒なのに、加えてIDとPWも入力しなければならない、という面倒極まりないことに対して、私はまったくもって忍耐強くない性分となっております。

 

とくに、昔と違ってPWは使い回しではなく、それぞれを変えた方が良いというご時世になっており、私もそれにならっています。ですが、それらをひとつひとつ覚えていられるはずがありません。

 

このために、PWをメモしてあるエクセルから、その都度それらをコピペする手間がひと手間増えており、ますます煩雑さを増やしているこの頃となっています。

 

特に、このコピペ時に、PWをメモしてあるエクセルをうっかり書き換えてしまわないか、という恐怖もありますよね。これを間違えて書き換えたら最後、永久にログインできないのですから。。。

Tablet in hand with symbols

 

ID等を自動で入力するソフトのデモを、どこかで目にしたことはありますが、クリックをその都度行うところは私の求めている便利さとは異なるものでした。

 

ましてや複数サイトを1クリックで自動アクセス、などという我がまま放題の便利ソフトはいまだにお目にかかったことがないのです。

 

(正直に言うと、自分の作ったツールが便利すぎて、世の中に便利ソフトがあるのかどうか真面目に調べたことがない、というのが正しいところではありますが)

 

便利なソフトが世の中に見当たらないところから、他の方たちはどのように解決しているのだろうか?、手作業で一つずつアクセスしていて面倒に感じないのだろうか?、といつも不思議に思っているところです。

 

それはさておき、、

 

1クリックですべてのサイトに自動アクセス

 

今回ご紹介するのは、毎日のウェブアクセスに大変重宝している、1クリックで複数のサイトを次々と開いてくれる、自動アクセスツールです。

 

名称未設定 (時間 0_00_05;00)2

 

こちらのシートはデイリーに操作するシート、[自動ログインシート]となっています。

 

ボタンを押すと、複数のサイトにIEで自動アクセスし、ログインの必要なサイトでは自動ログインまでやってくれます。

 

サイトを選択する列が用意されていて、アクセスしたいサイトを選択することが可能です。その日にアクセスしたいサイトのところで、プルダウンメニューで○選択をするだけの手軽さとなっています。

 

このツールの動作はとても単純なものとなっております。

即ち、エクセルに記載したURLを順番に読み取って、IEに複数のタブを開いて、それぞれのタブに各ウェブサイトを表示させる、という仕組みです。

 

さらに、ログイン画面にIDやPWをその都度コピペをする手間もなく、メモとしてエクセルに書いておいたIDとPWを読み取って、画面に自動で入力し、自動でログインボタンも押してくれる、という動作をやってのけます。

 

多くのウェブサイトの、URL、ID、PWを忘れないようにメモしておくのには、表形式のエクセルが使いやすいですよね。多分、みなさんそのようにされているのではないかと想像します。

 

折角、エクセルにIDとPWをメモっているのですから、それを一歩進めて、自動アクセス・自動ログインに利用しなくてはもったいないです。

 

複数サイトにアクセス完了後のIEは、こんな感じに。

複数サイトがタブごとに順に並んでいる様子がお分かり頂けるでしょう。

 

autoaccess2

 

こちらは、各サイトのURLやIDを事前に設定する[サイト情報設定シート]です。

最大100サイト分まで記載できるよう用意しています。

 

名称未設定 (時間 0_00_00;00)

 

要するに、アクセスしたいすべてのウェブサイトのデータを記載しておく、マスターシートとなっています。

 

ID、PWの入力最大数については、日頃利用している大和証券が3つを必要とするところから、余裕を見て最大4つ用意してみました。(表の中で、ID、PW1、PW2、PW3となっている部分)

 

複数サイトのログインを自動化するには?

 

ログイン不要のサイトでは、URLを指定してIEを操作するだけですので、VBAで簡単に作ることが出来ます。

 

一方、ログインを要するサイトでは、IDやPWを入力するべきHTML上のタグの位置を特定しておく必要があります。

 

この時に壁となるのが、サイトごとに異なるHTML構造です。

 

  • IDやPWの入力ボックスの位置をピンポイントに識別するにはどうすればよいか?
  • ログインボタンはINPUTタグなのか? BUTTONタグなのか?
  • clickで動作するのか? submitが必要なのか?

 

等々を、手作業で、それぞれのサイトについてHTMLを解析していたら、それこそ日が暮れてしまいます。

というより、ものぐさな私がそれらを逐一解析することに耐えられるはずがありません。

 

また、HTMLに不案内の方でも扱えるようにしなければ、ツールをご利用いただくことが出来ません。

 

というわけで、新しくサイトを追加したときに事前に行う操作として、IDやPWの入力ボックス、ログインボタンの位置識別を、半自動で探索する機能を組み込めばいいのではないか、という発想に至った次第です。

 

これを事前操作としてユーザーに一度だけ行ってもらえば済んでしまいます。

 

具体的には、

  • サイト内の各タグに、ツールが仮入力を順次行い、
  • サイト内の各箇所が書き換わったことをユーザーが画面で確認し、
  • ID入力ボックスや、PW入力ボックス、ログインボタンの該当箇所が書き換わった時、
  • ユーザーが[はい]を押すことによって、
  • それらの位置をツールに記録保持する

 

という仕組みです。

 

以下のように、入力箇所と思われる場所に順番に「これ?これ?」を表示しますので、適切な箇所に来たら「はい」を押すことにより、HTML内の位置をピンポイントで記憶します。

 

korekore1korekore2

 

この機能により、HTML不案内の方でも扱えるツールとすることが出来ました。

 

なお、ツールは万能ではなく、サイト毎のHTMLの構造によって読み取れたり読み取れなかったりがあります。
(例えば、私が利用しているログインを要する33サイトにおいては、特殊な2サイトの読み取り不成功)

 

それでも、9割以上のサイトで使えるのは十分というところでしょう。

 

ツール添付しておきます。

 

 

複数サイトが次々に開かれていく、楽さ加減を堪能してください!

 

消費税増税再々延期で、家計に嬉しいのかそうでないのか

 

Fotolia_108437028_Subscription_Monthly_M

と、最近のニュースに悩まされるこの頃です。

 

消費税が今後どのように展開しようとも、家計を守るにはなんといっても先を見た計画的な予算立案と、その推移把握が大事でしょう。

 

その手助けとなるのが家計簿であることは言うまでもありません。

過去の家計簿データを格納しておけば、先々もおよそ見通せますし。

 Fotolia_74212427_Subscription_Monthly_M

そういうわけで、私はエクセルで作った2種類の家計簿を日ごろから駆使しています。

 

つまりは、

  • A:使用明細表    : 銀行口座・クレジットカードの入出金記録
  • B:メイン家計簿   : 光熱費、電話通信費、教育費、ローン、全て

 

勿論、Aエクセルの中では自動的に費用の仕分けが行われ、さらにそれらがBエクセルの費目に自動的に算入されるように組んであります。

 

どういうことかと言いますと、銀行口座の入出金記録、クレジットカードの入出金記録を基に、電気、ガス、水道、携帯電話、新聞、ローン、等の費目に、Aエクセルが仕分けてくれるということです。

 

で、Bエクセルを開いたときに、自動でそれらの値をAエクセルから取ってきてBエクセルの中を更新してくれる、っていう手筈ですね。

 

これを98年からずっと続けていますので、光熱費が子供の成長とともにどんどん増えていく様子などがグラフ等で見れたりするんです。

 

ま、今後は子供も成人したので我が家の人口もいずれ減っていき、光熱費は右肩下がりになるのでしょうけれど。それは嬉しいのやら寂しいのやら。。。

 

って、本題に戻りましょう。

光熱費や、車にかかる費用、家電や家具調度品、その他でどれぐらい、何に費やしているのか詳細に記録しておくことは大事です。

 

それを実践するためには、支払いを詳細に記録する忍耐強い作業が必要となるんですよね。

数年前までこれを地道に手入力していました。(よくめげなかったものだ。。)

 

取引明細画面をエクセルに自動転記

 

しかーし、2012年からは三菱東京UFJの取引明細画面をエクセルに自動転記するようにしたんです。

 

これを作ってからは、面倒な手入力が不要になったので、もう天国状態です!

なにせ、ボタンを押すだけで最新データがAエクセルに追記されるからです。

 

ものぐさな私はログインも面倒なので、これも自動にしました。

ログイン名とPWをあらかじめエクセルに書いておくので、セキュリティ上ちょっとは気になりますが、まあ自分専用のツールですからそこは緩和して考えることにしています。

 

csvデータをダウンロードするのがごく一般的かも知れませんが、それをコピペする手間も私は面倒なんですね。

コピペするときに、最後のデータの次からコピペするわけですが、その行を見つける作業が毎月のことなのでものすごく面倒でしょう?

 

というわけで、銀行口座の明細画面からHTMLを直接読み取る方法を取り入れて作ったエクセルがこれ。

 

UFJ0

 

ボタンを押すと、自分の口座に自動でログインし、過去2か月以内の入出金明細を取ってきて、この表に自動で転記してくれます。

 

転記した後の感じは、こんな感じ。

UFJ

 

 

既に取得済みの明細の次に続けて、未取得データを転記してくれるので、ものすごく楽ちんです。

 

HTML取得時のコツは?

 

ちょっとだけ中身の解説をしてみますと、

 

objIE.document.all.tags("TABLE")でtableタグを取ってきます。

ここに明細データが格納されているんですね。

 

さらにその中から、各一行分のデータが格納されているtrタグだけを取ってきます。

 

このとき、何も考えずに

.document.all.tags("TR")

を指定すると、objIEの全てのtrタグが来てしまいますので、うまくはいきません。

 

tableに含まれているtrタグだけを取ってくるには、

.all.tags("TR")

と指定します。これがミソですね。

 

そして、さらにその中から、ようやくデータの格納されているtdタグを順次取ってきます。この時も、

.all.tags("TD")

と指定して、trに含まれているtdタグだけを取ってきています。

 

ツールを添付しておきますね。

 

明細がエクセルにサクサクと記載されちゃうところを楽しんでみてください!

 

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