- 投稿 2016/06/04
- 口座明細取得
消費税増税再々延期で、家計に嬉しいのかそうでないのか
と、最近のニュースに悩まされるこの頃です。
消費税が今後どのように展開しようとも、家計を守るにはなんといっても先を見た計画的な予算立案と、その推移把握が大事でしょう。
その手助けとなるのが家計簿であることは言うまでもありません。
過去の家計簿データを格納しておけば、先々もおよそ見通せますし。
そういうわけで、私はエクセルで作った2種類の家計簿を日ごろから駆使しています。
つまりは、
- A:使用明細表 : 銀行口座・クレジットカードの入出金記録
- B:メイン家計簿 : 光熱費、電話通信費、教育費、ローン、全て
勿論、Aエクセルの中では自動的に費用の仕分けが行われ、さらにそれらがBエクセルの費目に自動的に算入されるように組んであります。
どういうことかと言いますと、銀行口座の入出金記録、クレジットカードの入出金記録を基に、電気、ガス、水道、携帯電話、新聞、ローン、等の費目に、Aエクセルが仕分けてくれるということです。
で、Bエクセルを開いたときに、自動でそれらの値をAエクセルから取ってきてBエクセルの中を更新してくれる、っていう手筈ですね。
これを98年からずっと続けていますので、光熱費が子供の成長とともにどんどん増えていく様子などがグラフ等で見れたりするんです。
ま、今後は子供も成人したので我が家の人口もいずれ減っていき、光熱費は右肩下がりになるのでしょうけれど。それは嬉しいのやら寂しいのやら。。。
って、本題に戻りましょう。
光熱費や、車にかかる費用、家電や家具調度品、その他でどれぐらい、何に費やしているのか詳細に記録しておくことは大事です。
それを実践するためには、支払いを詳細に記録する忍耐強い作業が必要となるんですよね。
数年前までこれを地道に手入力していました。(よくめげなかったものだ。。)
取引明細画面をエクセルに自動転記
しかーし、2012年からは三菱東京UFJの取引明細画面をエクセルに自動転記するようにしたんです。
これを作ってからは、面倒な手入力が不要になったので、もう天国状態です!
なにせ、ボタンを押すだけで最新データがAエクセルに追記されるからです。
ものぐさな私はログインも面倒なので、これも自動にしました。
ログイン名とPWをあらかじめエクセルに書いておくので、セキュリティ上ちょっとは気になりますが、まあ自分専用のツールですからそこは緩和して考えることにしています。
csvデータをダウンロードするのがごく一般的かも知れませんが、それをコピペする手間も私は面倒なんですね。
コピペするときに、最後のデータの次からコピペするわけですが、その行を見つける作業が毎月のことなのでものすごく面倒でしょう?
というわけで、銀行口座の明細画面からHTMLを直接読み取る方法を取り入れて作ったエクセルがこれ。
ボタンを押すと、自分の口座に自動でログインし、過去2か月以内の入出金明細を取ってきて、この表に自動で転記してくれます。
転記した後の感じは、こんな感じ。
既に取得済みの明細の次に続けて、未取得データを転記してくれるので、ものすごく楽ちんです。
HTML取得時のコツは?
ちょっとだけ中身の解説をしてみますと、
objIE.document.all.tags("TABLE")でtableタグを取ってきます。
ここに明細データが格納されているんですね。
さらにその中から、各一行分のデータが格納されているtrタグだけを取ってきます。
このとき、何も考えずに
.document.all.tags("TR")
を指定すると、objIEの全てのtrタグが来てしまいますので、うまくはいきません。
tableに含まれているtrタグだけを取ってくるには、
.all.tags("TR")
と指定します。これがミソですね。
そして、さらにその中から、ようやくデータの格納されているtdタグを順次取ってきます。この時も、
.all.tags("TD")
と指定して、trに含まれているtdタグだけを取ってきています。
ツールを添付しておきますね。
明細がエクセルにサクサクと記載されちゃうところを楽しんでみてください!